EQUIPMENT FOUNDATION DESIGN
設備の基礎設計や強度計算が必要になったら、まずご相談ください。
蓄電池、PCS(パワーコンディショナ)、キュービクル、トランスなどを設置する際、
「基礎の構造計算書を提出してください」
「基礎が安全か確認してください」
「元請けから強度計算が必要と言われた」
というケースがあります。
設備工事や電気工事を中心にされている会社では、
何を計算するのか、どんな資料が必要なのか、誰に頼めばよいのか分からない、
ということも珍しくありません。
弊社では、そのような段階から設備基礎の構造設計に対応しています。
現在お持ちの機器資料、配置図、基礎図等を確認し、
構造計算に必要な条件や不足資料を整理しながら設計を進めます。
このようなご相談に対応しています
- 蓄電池を設置するため基礎の構造計算が必要
- キュービクルの基礎を設計してほしい
- PCS、トランス等の設備基礎をまとめて設計してほしい
- 元請けから強度計算書を提出するよう求められた
- 社内ルールで基礎の安全確認が必要になった
- 基礎図はあるが構造計算をしていない
- 計画している基礎寸法で成立するか確認したい
- 施工会社が作成した基礎図を構造的に確認してほしい
- 工事が進んでおり、安全性を確認する必要がある
- 何を準備すればよいか分からない
内容が完全に整理できていなくてもご相談いただけます。
ただし、資料や設計条件が整理されているほど、
見積りから構造計算までスムーズに進めることができます。
対応している設備
蓄電池設備のご相談が増えています
特に近年は、
既存の太陽光発電設備の一部を撤去し、その場所へ蓄電池や関連設備を設置する案件
のご相談が増えています。
蓄電池だけでなく、PCS、キュービクル、トランス等を含む
複数の設備基礎をまとめて設計することも可能です。
まず何を送ればいいですか?
最初から専門的な構造資料をすべて揃えていただく必要はありません。
まずは、現在お持ちの資料をお送りください。
特に、次の資料があると確認がスムーズです
- 機器のカタログ・仕様書
- 機器図面
- 機器の重量が分かる資料
- 機器の寸法が分かる資料
- 設備の配置図
- 予定している基礎図
- 設置場所が分かる図面
- 現地写真
すでに基礎寸法や配筋が決まっている場合は、その図面もお送りください。
既定の基礎案がある場合は、まずその基礎で構造的に成立するかを確認します。
不足している資料がある場合は、内容を確認したうえで、
追加で必要な情報をご案内します。
スムーズに構造計算を進めるために
設備基礎の構造計算は、資料や条件が整理されているほどスムーズに進みます。
お問い合わせ前に、分かる範囲で次の内容をご確認ください。
何を設置するのか
設備の種類、メーカー、型番等をご確認ください。
メーカーのカタログや機器図面で構いません。
設備の重量と寸法
基礎設計では、機器の重量だけでなく、高さ、幅、奥行等も使用します。
重心位置やアンカーボルト位置等の資料がある場合は、
あわせてお送りください。
どこに設置するのか
配置図等で設備の設置位置が分かるようにしてください。
特に擁壁、法面・がけ地、高低差、既存構造物等が近くにある場合は、
周辺状況が分かる資料や写真があると確認がスムーズです。
どのような基礎を予定しているのか
すでに施工会社や設備会社で基礎寸法、配筋等を計画している場合は、
その図面をお送りください。
施工条件等を踏まえて作成された既定案がある場合は、
その案をベースに構造確認を進める方が効率的です。
地盤について分かっていること
地盤調査資料がある場合はお送りください。
設備基礎では、原則として設置場所の地盤確認をお願いしています。
いつまでに何が必要なのか
希望納期と必要な成果品をお知らせください。
構造計算書のみか、基礎図まで必要なのか、
元請け提出用か社内確認用か等が分かると、
必要な業務範囲を整理しやすくなります。
弊社では何をするのですか?
設備の重量、大きさ、設置条件、地盤条件等を確認し、
その設備を安全に支えるために、基礎が構造的に成立しているかを確認します。
- 設備の重量
- 地震時に設備へ作用する力
- 基礎が転倒しないか
- 基礎がずれないか
- 地盤が設備と基礎を支えられるか
- コンクリートや鉄筋の強度が足りているか
地震時の設計条件について特別な指定がない場合は、
設備の用途や設置条件等を確認し、
必要な条件を弊社で設定して検討します。
基礎だけでなく、設置場所も確認します
設備メーカーや電気設備会社が作成した配置図では、
機器配置、配線、施工性、メンテナンス性等は検討されていても、
地盤や周辺構造物への影響までは検討されていない場合があります。
特に注意したい場所
- 擁壁の近く
- 法面・がけ地の近く
- 地盤に大きな高低差がある場所
- 盛土部分
- 既存基礎の近く
- 大型設備を複数設置する場所
例えば、擁壁の近くに大型の設備基礎を設置すると、
その荷重が周辺地盤や擁壁へ影響する可能性があります。
このような場合には、基礎そのものの計算だけでなく、
設置位置の変更、追加調査、周辺地盤や既存構造物の検討
が必要になることがあります。
弊社では、設備基礎だけを機械的に計算するのではなく、
図面や現地状況から構造上注意すべき点についても確認します。
地盤条件について
設備基礎の設計では、
原則として設置場所の地盤確認をお願いしています。
ただし、一般的な設備基礎であれば、
必ずしもボーリング調査のような大規模な地質調査が必要になるわけではありません。
一般的な設備基礎で行われる簡易調査
- SWS試験
- 表面波探査等の簡易な地盤調査
必要な地耐力を設定して設計します
設備基礎では、
「この基礎を設置するためには、地盤にこれだけの地耐力が必要」
という条件を弊社で設定して設計する方法を基本としています。
必要地耐力:○○ kN/㎡以上
このような設計条件を設定し、その条件を現場で確保していただきます。
必要な地耐力は現場で確認します
施工時には、必要に応じて載荷試験等を行い、
設計で設定した地耐力が確保されていることを確認していただきます。
必要な地耐力を満たしていない場合には、
- 地盤の締固め
- 表層部分の地盤改良
- 砕石等による置換
など、現場条件に応じた対応を検討します。
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設備の規模や設置条件を踏まえ、
このような方法が合理的な場合があります。
ただし、軟弱地盤、盛土地盤、擁壁や法面への近接等、
条件によっては追加調査や別の地盤対策が必要になる場合があります。
できるだけ着工前に、余裕をもってご相談ください
基礎寸法や配筋がすでに決まっていること自体は問題ありません。
むしろ施工条件等を踏まえた基礎案がある場合は、
その図面をもとに構造計算を進めることができます。
ただし、構造計算の結果、
- 基礎寸法の変更
- 配筋の変更
- 地盤対策
- 設備配置の変更
等が必要になることがあります。
実際に基礎工事へ着手する前に、構造確認を完了しておくことをおすすめします。
「すぐ計算書が必要」「数日後に施工する」「すでに工事業者が入っている」
という状態では、不足資料の確認や設計変更に対応できる時間が限られます。
必要資料をまとめ、工程に余裕をもってご相談いただくことで、
設計・施工双方の手戻りを減らすことができます。
すでに施工している場合
すでに基礎を施工している場合でも、
安全性を検討できる場合があります。
確認に必要となる主な資料
- 施工した基礎の寸法
- 配筋
- コンクリート仕様
- 機器重量・寸法
- アンカー条件
- 地盤条件
- 施工状況が確認できる資料
計算の結果、安全性を確認できない場合には、
補強やその他の対応が必要になることがあります。
すでに施工されている基礎を
「問題なしとするためだけ」の構造計算には対応できません。
実際の施工内容と設計条件に基づいて安全性を確認します。
防音壁などの周辺設備もご相談いただけます
蓄電池設備では、本体だけでなく、
PCS、キュービクル、トランス、受変電設備、防音壁などを
一緒に設置することがあります。
設備基礎とあわせて、
これらの構造設計についてもご相談いただけます。
特に防音壁は風を大きく受けるため、
支柱や基礎について別途構造検討が必要になる場合があります。
配置図をまとめてお送りいただければ、
どの設備・構造物について構造設計が必要かを整理することも可能です。
多数の設備基礎設計実績があります
弊社では、これまで多くの設備・機器基礎の構造設計を行っています。
正式な構造計算を行う前の段階でも、
- この設備であれば基礎がどの程度になりそうか
- 想定している基礎寸法が大きく外れていないか
- 必要となる地耐力がどの程度になりそうか
- 配置上注意する点がありそうか
といった概略的な方向性を判断できる場合があります。
最終的な基礎寸法や配筋、必要地耐力は構造計算によって決定しますが、
計画初期段階での成立性確認や方向性の整理からご相談いただくことも可能です。
複数案件・標準基礎の開発にも対応しています
同じ蓄電池や設備を複数の現場へ設置する場合には、
案件ごとに一から設計するだけでなく、
一定の条件ごとに標準的な基礎をあらかじめ検討しておく
方法もあります。
- 設備重量別の基礎パターン
- 地耐力別の基礎パターン
- 機器サイズ別の標準基礎
- 標準配筋
- 標準構造図
- 適用できる条件の整理
弊社では、個別案件の構造設計だけでなく、
メーカー、発電事業者、施工会社等と協議しながら、
継続的な案件で使用する標準基礎の開発や、
構造面からの商品開発支援
にも対応しています。
ご依頼の流れ
資料をお送りください
機器資料、配置図、予定している基礎図、現地資料等をお送りください。
すべて揃っていない場合でも構いませんが、
資料がまとまっているほど確認がスムーズです。
内容・不足資料を確認します
設備の重量、寸法、基礎条件、設置場所、地盤状況等を確認します。
不足している資料や確認事項がある場合は、この段階で整理します。
業務範囲・お見積り
必要となる構造検討、成果品、追加確認事項等を整理したうえで
お見積りします。
複数設備・複数サイトの場合は、まとめてご相談いただくことも可能です。
構造計算
予定されている基礎案がある場合は、
その案を基本として構造計算を行います。
成立しない場合は、必要な変更内容を検討します。
計算書・図面作成
案件に応じて、構造計算書、基礎図、配筋図等を作成します。
必要に応じて、元請会社や施工会社からの構造上の質疑にも対応します。
よくあるご質問
何を準備すればよいのか分かりません
まずは、機器のカタログ・図面、配置図、
予定している基礎図、現地資料等をお送りください。
資料を確認し、不足している情報をご案内します。
基礎寸法はそちらで決めてもらえますか?
対応可能ですが、施工条件等を踏まえてすでに基礎案がある場合は、
その案をお送りください。
既定案をもとに成立性を確認する方が、
設計を効率的に進められる場合があります。
構造計算上成立しない場合は、必要な変更を検討します。
メーカーから専門的な構造資料をもらっていません
設備の重量、寸法、重心位置、固定方法等が確認できれば、
弊社で必要な設計条件を設定して検討できる場合があります。
まずメーカー資料をお送りください。
ボーリング調査は必要ですか?
一般的な設備基礎であれば、
必ずしもボーリング調査まで必要になるとは限りません。
SWS試験や表面波探査等の簡易な地盤調査で
対応できる場合があります。
設備規模や地盤条件によって異なるため、
計画内容を確認して判断します。
地盤調査をしていません
原則として、設置場所の地盤確認をお願いしています。
一般的な設備基礎であれば、
SWS試験や表面波探査等の簡易調査で対応できる場合があります。
まず設置場所や設備規模を確認し、必要な調査内容を整理します。
地盤が弱い場合はどうなりますか?
必要な地耐力を満たさない場合は、
地盤の締固め、表層改良、砕石置換等を検討します。
そのうえで必要に応じて載荷試験等により地耐力を確認します。
地盤条件によっては、より詳細な検討が必要になる場合もあります。
基礎図はあります。構造計算だけお願いできますか?
対応可能です。
既存の基礎寸法、配筋等を確認して構造計算を行います。
ただし、計算結果によって基礎寸法や配筋等の変更が
必要になる場合があります。
すでに施工しています
施工内容が確認できる資料があれば、
安全性を検討できる場合があります。
ただし、安全性を確認できない場合には補強等が必要になる可能性があります。
施工後は対応できる方法が限られるため、
できるだけ着工前にご相談ください。
基礎の大きさだけ先に知りたいです
計画初期の概略検討として、
設備条件や過去の設計実績から基礎規模の目安を
検討できる場合があります。
ただし、正式な基礎寸法は地盤条件等を確認して
構造計算により決定します。
防音壁も一緒にお願いできますか?
対応可能です。
防音壁の支柱や基礎について、
風荷重等を考慮した構造設計を行います。
設備基礎とまとめてご相談いただけます。
複数の現場をまとめて依頼できますか?
可能です。
同一または類似設備を複数サイトへ設置する場合には、
個別設計だけでなく、標準基礎パターンの開発や
設計条件の標準化についてもご相談いただけます。
設備の配置も設計してもらえますか?
弊社の主業務は設備基礎等の構造設計です。
設備そのものの配置計画や電気設備設計は原則として対象外です。
ただし、擁壁、法面、既存構造物等との関係から
構造上問題となる可能性がある配置については確認・助言が可能です。
お問い合わせ前に分かる範囲でご確認ください
お問い合わせの際、次の内容が分かっていると、
その後の確認・お見積りをスムーズに進めることができます。
分からない項目がある場合は、そのままで構いません。
分かっている範囲をまとめていただくだけでも、
その後のやり取りを減らし、
構造計算をスムーズに進めやすくなります。
「設備の基礎に構造計算が必要」と言われた段階からご相談ください
設備基礎の構造設計について、
最初から専門的な内容を理解していただく必要はありません。
「元請けから計算書を出すよう言われた」
「社内で構造確認が必要になった」
「蓄電池を設置するので基礎の安全確認が必要」
という段階から対応できます。
一方で、構造計算には設備条件、基礎条件、地盤条件等の確認が必要です。
できるだけ着工前に、必要資料と工程に余裕をもってご相談ください。
現在お持ちの機器資料、配置図、基礎図等を確認し、
必要な業務と進め方を整理します。